2012/02/06

神保町〜神田 探訪


今回は,本とカレー激戦区の街、神保町から神田を周遊。
12時にST氏、K氏と神保町にて待ち合わせ。
待ち合わせの30分前ぐらいに神保町に到着したので、目的もなく本屋巡り、、、。
本屋ごとに扱うジャンルがあるらしく、いろんな文献や雑誌のバックナンバーがいい感じです。






ぶらぶらしているうちに待ち合わせ時間、という事で最初のお目当て、
スマトラカレーの共栄堂」へ。こちら日本で唯一のスマトラカレーを出すお店で、創業大正13年という老舗。カレー激戦区の神保町でいまも愛される人気店で、お店はほぼ満席でした。


入店後、ビールで喉を潤しつつ、ST氏とわたしは、ポークカレー、K氏が牛タンカレーと冬期限定の焼き林檎を注文。注文後、3分ぐらいでカレー到着!早っ!
カレーはスープ付でこんな感じ。



小麦粉?を使わず具材を丹念にいためてルーを作っているらしく、こげたような香ばしくいい匂いがするカレーでした。ルーはゆるめで、さっぱり系。2杯ぐらいいけそうなうまさです。

K氏の注文した焼き林檎も、あまくてうまーい。K氏からは「もはやピーチです」のコメントをいただきました。


続いて男3人で向ったのは、共栄堂から歩いて1分程度の距離にある洋菓子店「柏水堂」。


こちらは、1929年、フランス料理店のデザート部門としてスタートした、老舗洋菓子店。ちなみに蒼洋菓子店〜大好きスイーツ・ベスト88〜に選ばれております。
店鋪の奥がカフェになっているのですが、その内装がおしゃれでかわいい。男3人浮きまくっていたわけですが、テンション高めで写真とりまくってきました。



わたしが注文したのは柏水堂名物のプードルケーキ、ST氏とK氏はトリオシュー。このプードルちゃんが、ヒヨコに匹敵するかわいらしさでございます。



ケーキとコーヒーで腹を落ち着け、3人でジャニスへ。
この日ジャニスで借りたCDは、別エントリーで紹介させていただく予定なので詳細はすっ飛ばします。

ジャニスの後は、古書「呂子書房」という豆本を主に扱っているお店に潜入。
まあ、ちっちゃくてカワいい本がたくさん有りました。


その中からサントリーがPR誌として、1967年から12回・3年完結の配本形式で刊行していた豆本『洋酒マメ天国』を購入!1冊¥3,000円ナリ。購入したのは1冊です!


 豆本を眺め、一行は、炭火焙煎コーヒーと世界のビールが楽しめるミロンガ・ヌォーバへ。眠たくなる照明 = 落ち着いた雰囲気。BGMもアナログレコードがかかっております。



店の奥には、パイプくわえたおじさん、そのはす向かいには、昼から白ワインデキャンタを呑みながら本を読む老人、、、。雰囲気ありまくりでした。ここでも若干うき気味の3人、、、。K氏とST氏はコーヒー酒なるものを注文、わたしはペルーのビールを注文。遠くペールの地に思いを馳せるまでいきませんでしたが神保町は文化的な街だなぁとしみじみ感じました。ミロンガ・ヌォーバでK氏に教えてもらった小説「夜のピクニック」は近々読んでみる予定でございます!


この時点で、時間は16時頃、まだまだ余裕。
神保町の余韻を味わいつつ、神田へ移動。一番目の目的地は、言わずとしれた有名店「神田まつや」。かの文豪、池波正太郎氏もこよなく愛したお店。まず建物がすばらしい、扉をがらりと開けると、夕方にもかかわらず満席。いよいよ酒が本格的に呑めるということで、ニシンの一本漬けにお銚子2本を楽しむ。この後、家族行事が控えていたK氏は先行して蕎麦を注文。お銚子2本を呑みきったところで盛り蕎麦をつるっと流し込み終了。




だらだら居座るのも粋じゃないってことでスッと移動。店内の混雑と活気におされて蕎麦の写真を撮影していなかったのが心残りです。余談ですが、隣に座っていた老紳士がかっこよかった。まつやにてK氏は家族行事のため戦線離脱。

ST氏とわたしは次は甘味っということでお決まりコースで「まつや」のすぐ裏手にある「竹村」へ移動。あわぜんざいと揚げまんじゅうで、さらに腹を満たす・・・。こちらも雰囲気、味ともに歴史を感じる事ができて◎でございます。





甘味後は、近所の銭湯を目指し、お茶の水方面へ。
東京大空襲を奇跡的に免れた神田一帯は、レンガ造りの土台がそのまま残っていたりで雰囲気よし。


そろそろ、書くのも面倒になってきたのですが、ST氏とわたしは、銭湯バスターズでもあり、その土地の銭湯を毎回巡っております。ということで今回は、「神田アクアハウス 江戸遊」へ。竹村から歩いて5分程の距離にあります。秋葉原からも近いということで、ゲーム機をもった若者もチラホラ。利用者が多く入浴まで15分程の待ち。その後、ゆったりと湯につかる。中はキレイで快適、ラウンジも充実しており、前半戦の酔いと疲れもとびました。


ここまでで前半戦終了。

ここからはお待ちかねの居酒屋タイムへ突入。向ったのは創業明治38年、100年以上の歴史を持つ老舗「みますや」。こちら結論から申しますと「味よし、値段よし、雰囲気よし」の3拍子揃ったいわゆる3つ星居酒屋です。


穴子、トマト、馬刺、肉豆腐、イカ納豆、茄子の漬け物などを注文。ここでDちゃんが合流。馬刺は、お店の名物らしく、値段の割に量も多いしうまいです。







ビール大瓶2本、日本酒熱燗で4〜6合ほど呑んでお会計。必ずやリピートしたいお店です。神田周辺におこしの方は是非。


「みますや」を後に訪れたのは、昭和38年創業からザ・ガード下という風情を守る神田駅前の人気店「大越」。


メンチカツ、かぼちゃの煮付け、焼うどんと素朴なメニューもうまい。そして人気店の条件、メニューが豊富。





ここからAちゃんが合流して、今年の目標について語りあう。
そんなこんなで日本酒を飲み干したあたりで閉店時間がきて、この日の呑み終了。


総括すると神保町〜神田はだいぶと文化的。
学生街、ビジネス街、秋葉系の要素が集まっているせいかもしれません。
暇をみつけてこれからもちょくちょく通ってみようかと思いまっす。

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