2012/05/12

2012年1~4月に見た映画ベスト10


ベスト10といってもそんなに大量の映画をみたわけではないので大げさなんですが、例年に比べて今年は映画館におおく足を運んでいるのでメモ的に感想をまとめます。
夏は、バットマンダークナイトがあるし、秋にはエヴェQがあるし、今年の映画は注目作が多くてよいです〜。


第1位:モテキ



もう語ることもないだろうという位のスマッシュヒットな映画。映画館に2回も足を運んでしまいました。僕ら30代の好きなもの、甘酸っぱいものがギューッと凝縮されていてどこを切ってもおもしろいし楽しめる、そして後半では人間賛歌にもなって終わるという、青春コメディーサブカルJPOPエンターテイメント。後半のミユキの「ゆきおくんとじゃ成長できない・・・」は効いたなぁ・・・。マイクタイソンのパンチ級にくる台詞じゃないでしょうか・・・。自分に言われているような気がしました・・・。それを打破して最後に走りきった主人公ユキオにスタンディングオベーション。そのラストを迎えた後の、エンドロールで流れたブギーバックも最高、昇天でございます。名場面を上げればきりがないす。そんなこんなで、堂々の第一位。


第2位:アーティスト



感動とやさしさ、そして愛情に溢れた最高峰の映画。こちらも劇場で、もう一回見たいと思っている映画。忘れかけていた気持ちにふれられて泣けてしまいました。人間落ち目になって、どうしようもなくなっても、助け合える。そんな人生っていいなぁ。


第3位:幕末太陽傳





幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)は、川島雄三監督、フランキー堺主演により昭和32年(1957年)7月14日に封切られた日本映画。江戸時代末期の品川遊郭を舞台にした活劇。庶民のイキイキとした姿が、笑いあり、涙あり、人情あり、アクションありで、ともかくダイナミックに描かれています。見終わった後にパワーを注入されてました。主人公、フランキー堺の最後の台詞「おらぁ、まだまだ生きるンでえ!」が大好き。この作品を映画館で見れて本当によかった。


第4位:エンディングノート





泣きました。生と死、人間の営みを映した素晴らしいドキュメンタリーフィルム。ぼくてきには理想的な家族が描かれていたと思います。こんな家庭を築けたら最高だなぁ。主題歌のハナレグミ「天国さん」も◎。


第5位:究竟の地 - 岩崎鬼剣舞の一年
こちらは、前のブログエントリーに感想書いたので、こちらをご覧下さい。


第6位:サウダーヂ



第5位の「究竟の地」と対局をなす映画。地方都市にうごめく問題を描いた映画。経済、文化、コミュニティーが崩壊するとどんなことになってしまうのか・・・。逆噴射的パワーに溢れた作品でとても印象的でした。


第7位:ドライブ



ラブ、バイオレンス、アクション、少年とおとな、マフィアなどの要素がグワっとパワフルに描かれている、最近見た中でも特にオシャレな映画。主人公、ヒロインともに口数が少なく、寡黙な感じで、その分、途中にかかる音楽や効果音が立っているっす。この監督の次回作に期待大。


第8位:ヒミズ



3.11大震災に強い影響を受けた映画。突然襲った大震災によって生まれた人々の絶望、怒り、悲しみが登場人物と重なります・・・。どうしようもない状況、、、その中で主人公は感情を爆発させ、ラストシーンのセリフを叫びます。染谷君と二階堂ふみちゃの演技がすばらしかった。


第9位:少年と自転車



ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督の最新作。親に捨てられた主人公と、主人公を引き取った里親との心の交流を通じてお互いが成長してゆく過程を描いた映画。人間を丁寧に描く監督の実力にうなりました。主人公の少年が、自転車で疾走する長回しのカットがあるのですが、そこで「この子は、いまなにを思っているんだろう」とすごーく想像させられました。監督さすがすぎです。


第10位:ドラゴンタトゥーの女



リスベットのツンでれ萌え&オープニングシークエンスがかっこ良すぎでスタンディングオベーション。これはオープニングだけでも劇場で見る価値ありです。
激カッコいいオープニングシークエンスはこちら

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